レコードプレーヤー~70年代後半④

☆SL-71D/DENON

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1976年頃の製品。価格は42,800円で重量8.8kgのDDプレーヤー。デンオンのプレーヤーと言えば”DPシリーズ”が定番だが、これはそこから外れた異端のプレーヤーだ。他にこれと同じ”SLシリーズ”があるらしいが、筆者は見たことがない。ヤフオクでたまたま見かけて、そのデンオンらしからぬデザインに惹かれて落札したのであった(かなり安価で)。やや古めかしいメカニックさがあり、ソニーやテクニクスほどカッコよくはないが、どこか不思議な落ち着きがあって飽きない。

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回転数ストロボは、少し大袈裟で厳ついデザイン。あまり洗練されていないのがむしろ面白い。回転はACサーボモーターで制御されている。

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操作系は銀のプレートの上に纏められており、判りやすい。プラスねじがアクセントになっていてカッコいい。

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アームはS字のブラックで、これは硬質アルマナイト加工となっている。アーム基盤はそれほど高価なものとは思えないが。とても洗練されたデザインで美しい。

ところで音質なのだが、これはよい誤算なのであった。作った感じ、演出されたようなところが全くなくて、端正かつ力強い。特に低域の質が高く、曖昧になったり妙に膨らんだりしないHi-Fi調で素晴らしい。このため、直接音と間接音がキレイに分離した上で溶け合う感じが高級機並みである。思うに、こんな優れた製品が目立たなく当たり前にあった70年代は、やはりオーディオ黄金時代と言ってよいのだろう。


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