レコードプレーヤー~70年代後半

☆SL-1600/テクニクス

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1976年発売のテクニクスのベストセラープレーヤーです。一機種にこれだけ機能を盛り込んだ製品はないのではないのでしょうか? ある意味テンコ盛りなのですが、往時のテクニクスの勢いを感じます。

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ダイレクトドライブは勿論のこと、フルオートチェンジ、オートスタート、オートリターン、メモリーリピートなどの自動機能に始まり、フローティングメカニズムによる外部振動・共振の防止。技術的にも、B-FGサーボのブラシレスDCモーター、ワンチップICによる駆動系一括制御に加え、ジンバルサスペンション方式トーンアームの採用、等々。これでもかと言っていいくらいに思いつく限りの技術を詰め込んでいます。やや総花的な感じもしますが、セールスにはこういった謳い文句は絶大な威力があったはずです。結果、カッコいいデザインとも相まってベストセラーになりました。

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実際に使ってみて分かるのですが、実に違和感なく感覚的にスムーズに使える製品でした。というより、これほど使い易いプレーヤーはないのではないかと思うのです。他のプレーヤーも随分と使いましたが、SL-1600に優るものは有りませんでした。サウンドは歯切れよく、さっぱりすっきりしたものです。適度な明るさとツヤがあり、オールラウンドにどんな音楽でも生き生きと聴かせてくれます。特にポップス・ロック系にはマッチしていて、オーディオ的快感があります。ジャズやクラシックなどの生系の音楽はやや濃厚さ、奥行き、深みなどがあっさりとしていて表面的になりがちですが、カートリッジやフォノイコでカバー出来ます。

それと、特筆したいのは針圧調整です。これほど調整がやり易いプレーヤーも無いのです。これに慣れてしまうと、他のプレーヤーを使ったときに何ともいえない煩わしさを感じるのです。

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筆者の場合は、SL-1600→SX-737→M6という組み合わせがオーディオの原点になりました。それほどこの組み合わせは相性がバツグンでした。SL-1600の歯切れのよいスカッとした音に、SX-737の色気が加わり、M6の爽快なダイナミズムで音楽が濃厚に伝わりました。

これは2代目ですが、日常的に使用しているのは今でもこのSL-1600です。

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