アナログ全盛期~デジタル登場へ

デジタル時代は、一般的には1982年のCDプレーヤーの発売から始まったと言われています。ちょうどその年の秋に開かれた”オーディオ・フェア”にて、各社から発売されたばかりのDAD(デジタル・オーディオ・ディスク)、つまりCD(コンパクト・ディスク)の再生プレーヤーが競うように展示されていました。もっとも、前年のオーディオ・フェアからすでにプロトタイプが展示されていたので、それ程目新しく感じたわけではありません。しかし、いよいよ発売ということになり、仰々しいまでのプロパガンダ的な展示となっていたのです。 

img_cdp-101[1].jpg
CDP-101

そして、何といってもCDの創案者で推進役のSONYの展示が群を抜いていました。筆者も早速このCDP-101で聴いたわけですが、ソフトは、当時発売されたばかりの、”マイケル・ジャクソン/スリラー”でした。冒頭の”ダンダン・シュトゥトゥンタントンターター”の衝撃はすごいものでした。これぞデジタル・サウンドという感じで,新しい時代の息吹を感じたわけです。

CDPと同時に新シリーズカセットデッキも展示されていました。CDPと同じ台にセッティングされていて、CD”スリラー”からカセットにダビングしたものが聴けました。表示に「CDサウンドをほぼ完全にコピーできるデッキ」といった文句が踊っていました。その文句通り、ヘッドフォン(MDR-CD5)で聴くサウンドはCDそのものだったのを憶えています。

tc-k555es[1].jpg
TC-K555ES

830201_01_880x660[1].jpg
MDR-CD5

デジタルの話題で持ちきりだったこの頃、しかしアナログも負けてはいませんでした。というより、アナログは70年代後半からデジタル登場まで、その性能に於いて最高潮に達していたのです。比較視聴ではCDより優るものが多かったのです。

これからその時代のアナログ・プレーヤーを紹介していきます。普及価格帯の製品ですが、何れも力の入ったものばかりです。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント